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山滑り、川下りを中心に活動中 AlpackaRaftについて
アルパカラフト走破性テスト@四国吉野川小歩危
OCTOBER 13, 2011


AlpackaRaftで四国吉野川、2日目。


前日の大歩危ショートを下り、今回のLowWater(豊永水位0.11m)ならば小歩危もいい感じで行けるのではという気がして来てました。

小歩危セクションは、アルパカラフトの限界と言われるグレード、クラス3+の瀬がいくつもあります。PR(PackRafting)グレードでいうとPR5ではないでしょうか。


前日、当日早朝と入念なスカウティング(下見)!

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『曲がり戸の瀬』


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『森囲いの瀬』

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『大滝』

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もっかい『曲がり戸の瀬 』。ラフトがあるとサイズ感が分かりますね。



このクラスになると、何かあったときにカバーしてくれる仲間が必要です。

吉野川ラフティングも繁忙期を過ぎ、そろそろシーズンオフで川に出るガイドも少なくなってくる中、前日も大歩危ショートセクションでカヤックをしていた、川好きのタオレンジャーの皆さんがラフトボート(8人乗り)を出すということでご一緒させてもらいました!!

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タオレンジャーの皆さん。なぜか、お客さん装備です。



それではムービーをご覧ください!

前半は、カメラの流失を恐れ、さらにタオレンジャーの皆さんの「カメラでアゴ折るんじゃない?」という忠告に従い、あまり撮ってません。現役の吉野川ラフティングガイドたちの話を聞いていたら、『ここは、注意のしすぎはない川だ』ということを思い出しました。





結果的にノーフリップでクリアすることができました!

『 森囲いの瀬 』は最近、以前にもまして険悪になったようで、アルパカラフトがホール(循環流)に補足されたら回収不可能になるんじゃないだろうか、と思い、思いっきり右側のゴリゴリしたとこから行きました。

あとの瀬は、王道のラインが抜けており(スムーズに流れており)、爆裂するホールやピローの中にある、一筋のスムーズなラインを見極め進まないとやられる、というアルパカラフトの醍醐味を充分に楽しむことができました。


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カヤッカーであるみんなに試乗してもらいました。印象的だった感想は「ボイルを乗り越えるっー」でした。


今回、小歩危で見ていて、カヤックやダッキーと同じ条件で、その挙動を比較することができたと思います。

現時点で感じることは、小歩危クラスの、ハイボリュームで落差がある本格的なホワイトウォーターにおいては、相対的視点として、カヤックはもちろんの事、ダッキーも走破性が高く、アルパカラフトは走破性が低いことが目立ってきますが、絶対的視点としては、アルパカラフトの限界が結構高いことを再認識しました。

次はサイストラップを導入して、もう少し水が多い時にチャレンジでしょうか。
AlpackaRaftはどうしても、携帯性にフォーカスされがちですが、乗り味の面白さも大きな魅力でしょう。


DSC00378.jpg
そして川の後は、あしろやの釜玉かつお(かつお節がいっぱい)。最高にうまいです。

吉野川、大分ご無沙汰しておりましたが、久しぶり来れてよかったです。



コメント
コメント
吉野川いいな~
いいですね~
パックラフトを買ってから、まだ利根川で漕いだだけです、、、
春先は色々と漕いでみます。
2011/11/11(金) 22:47:19 | URL | リュウ #- [ 編集 ]
今回は、LowWaterでアルパカラフトにはベストなコンディションで、最高に楽しかったです。通常水位だと、どうなっちゃうんでしょうね?
ま、フリップは免れないかもしれませんが…

パックラフトの限界(ホワイトウォーター)と可能性(いろんな使い方)を
広げていけたらいいですねっ!
2011/11/12(土) 08:40:18 | URL | Shiva #- [ 編集 ]
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