いろいろなでメディアでも紹介され
物としてのアルパカラフト、
並びに、リバースポーツにおける
パックラフティングというジャンルが
知られつつあるかと思いますが、
山・海同様に、川(パドリングスポーツ)にも当然「リスク」が存在し
それに対処する「基本技術」があるという
情報に触れることが少ないように思います。
■これからパドリングスポーツを初める方、
興味を持っていただいている方に向けて、
◯「リスク」があるが、分かりにくい部分もあり、正しく恐れることが難しい
◯「技術」があれば、「リスク」は"ある程度"コントロール可能で、難しい所でも楽しめる
ということが、もう少し伝わればいいなと考えております。
また、アルパカラフトならではの点
サニーエモーションのツアーではどのように伝えているのかという点も
交えてお伝えさせていただきます。

■川下りは、全く経験のない方が
ボートを買ったらいきなりできるものでしょうか。
すでに、何らかのボートで川下りを楽しまれている方に向けて
アルパカラフトの「弱点」と「利点」について、改めてお伝えしたいと思います。
軽量コンパクトであることに代表されるアルパカラフトの利点は、
結構知っていただくことができているように思うのですが、
同時に存在する「弱点」も、もう少しお伝えするべきだと考えている今日この頃です。

アルパカラフトは、シンプルで、軽く簡単に持ち運んで使えるボートである為に、限界まで無駄を省いています。壊れやすい部分があったり、使う方に慣れを要求したり、軽い故に存在するリスクの容認を求めます。アルパカラフトの「利点」は諸刃の剣とも言えるかもしれません。

アルパカラフトの「利点」と「弱点」について、少し細かく考えてみましょう。
ダウンリバーツアーリピーター向けに開催しております、「リバークエスト」シリーズですが、今回は飛騨エリアで開催しました。飛騨エリアも、標高の高い北アルプス南部・乗鞍・御岳などを水源とする素晴らしい川が多く、雪解け時期には日本有数の流れの川も現れます。雪解けも治まり、梅雨時期で程よい増水が期待できるこの時期をねらって開催しました。
しかし、なかなかの空梅雨で水量少なめだったのですが、開催日直前に雨に恵まれ、絶好のコンディションになりました!
SunnyEmotion 飛騨リバークエスト Hida RiverQuest Tour from SunnyEmotion on Vimeo.
飛騨エリアは私の出身地でもあり、昔から少しづつ下っていたのですが、やっとリバークエストツアーが開催できました。今回はハードリピーターSさんとのツアーでしたので、結構大変なところにチャレンジしました。
1日目は乗鞍岳を水源とする小八賀川へ
先月末に行った長良川のムービーUPしました。パックラフティングらしく2日間かけて出来るだけ長く下る予定でしたが、結構雨が降り、1日目は中止、2日目はいい感じのハイウォーターで長良川メインのセクションを下りました。釣りのシーズンも下火のこの時期は川下りにいい時期です。
SunnyEmotion DownRiver Tour 長良川 from SunnyEmotion on Vimeo.
シーズンラストの企画ツアーにふさわしい大きな瀬、綺麗な水、長い川でした。長良川はとりあえず川下りの1つの目標とするべき良い川ですね。もちろん水量によりますが、PRグレードで言うとPR4の瀬がいくつもあり、フリップしない操船技術・フリップした場合の素早いリカバリーが必須の川です。
充分な技術、経験を積んでいただいて、是非チャレンジしていただきたい川です!
かねてよりの課題エリアである、宇奈月トロッコアクセスでの黒部川に行ってきました!ここは2年前に訪れてたくさんの可能性を感じた場所です。今回は1泊2日で時間をかけてじっくり下ってきました。
PackRafting Kurobe River Kaneturi "鐘釣” Japan from SunnyEmotion on Vimeo.
1日目

鐘釣温泉から川を遡ります。
アルパカラフトでの、流水での川下りに必要な基本的なテクニックについての3編のムービーがアップされましたので紹介させていただきます。
その1
まずはボートを膨らませて出艇するところまで
Packrafting 101: Getting Ready for the River from Media Feliz on Vimeo.
ビーパル11月号の自転車特集で、アルパカラフト+自転車での使用例が紹介されました。

アラスカでも、極太タイヤのファットバイクとパックラフトを使って、未開の地を旅したりしてるみたいです!Roman Dial氏のムービーです。
軽量、コンパクトなアルパカラフトは、自転車と組み合わせても世界が広がります。
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AlpackaRaft販売 SunnyEmotionオンラインショップ
ついに群馬県みなかみのアウトフィッター「冒険小屋」でアルパカラフトを利用したツアーが初まりました!そろそろ冬の便りが聞こえてきそうな雰囲気もありますが、まだまだ川下りできます。

冒険小屋
10月後半から11月頭までツアーを開催されているようなので、気になる方はチェックしてみてください!いろんなところでパックラフティングが楽しめる様になれば最高です。
やっと、本編をUPしました!
2009年に引き続き、今回も水量は少なめでチャレンジしました。浅い所もズンズン行けるアルパカラフトの感じがでていると思います。今回は2泊3日で、ある程度余裕を持って下りました。
PackRafting 黒部川 上ノ廊下 Kurobe River"Kaminoroka" Japan from sunnyemotion on Vimeo.
先週、2009年に初めて訪れた黒部川上ノ廊下に、今回は2泊3日で再訪を果たしました。とりあえず、予告編ムービーをどうぞ!
Packrafting黒部川上ノ廊下- Teaser- from sunnyemotion on Vimeo.
AlpackaRaftで四国吉野川、2日目。
前日の大歩危ショートを下り、今回のLowWater(豊永水位0.11m)ならば小歩危もいい感じで行けるのではという気がして来てました。
小歩危セクションは、アルパカラフトの限界と言われるグレード、クラス3+の瀬がいくつもあります。PR(PackRafting)グレードでいうとPR5ではないでしょうか。
前日、当日早朝と入念なスカウティング(下見)!

『曲がり戸の瀬』
四万十川を後にして向かったのは、吉野川。
四国吉野川の大歩危(おおぼけ)小歩危(こぼけ)は、
言うまでもなく、日本最大級の激流のゲレンデとして多くのパドラーを虜にしています。
私もラフティングガイドとして、働かせて頂いた川です。

豊永0.12mという結構なLowWater(水が少ない)の、大歩危ショート(豊永から岩原)
しかし水が少ないと言ってこれですからね。普通に激しいんですけど。
四万十川の激しい瀬で、調子をあげて来た、相方と行きます。
瀬に斜度があり、長いです。今回は水が少なめで、水のパワーも少なめですが、代わりに岩々で気が抜けません。アルパカラフトだと、フリップしそうなホールを避けて、抜けてるラインを繋げます。